ナムの根っこ
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トイプードル三頭との日々の出来事
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彼女は逝った、、、千の風になって
私を残して彼女は逝ってしまった。
彼女は一人息子を,帝王切開で生んでから、重い躁鬱病にかかってしまったそうな。その頃はまだ知り合っていなかった私達。ひょんな事から知り合って,多分その時は躁の時だったと思う。旦那さんとのなり初めを熱く語り,「私とお父さんは,北海道から2人で駆け落ちして,内地に来たのよ」と。鬱になると,3ヶ月から6ヶ月単位で寝たきりになる。その間旦那様が,彼女の朝ご飯と昼ご飯を作って仕事に行くのだ。

彼女はいつも言う、「息子はお父さんが育てたのよ」って。
「私は寝てただけだから,お父さんに負い目が有るんだ」と何時も言ってた彼女。

そんな彼女が一昨年の1月からまる3ヶ月便が出なくて苦しいと,市立病院に行って即,大腸癌と宣告され、即入院する。全て検査したら,肺癌、肝臓癌,直腸癌と見つかった。1回目に手術では13時間もかかって肝臓に3つ有るうちの一個と大腸癌と,背中を大きく切って肺癌の一部を取り直腸癌はそのまま残す。人工肛門をつけるにもそこに癌が出来る可能性が大なので,手術しても,持って余命15ヶ月と旦那さんは言われたといっていた。

彼女は癌を取ったから,もう日柄物だと元気に歩く事に専念してたのに、息子が「自業自得だ,持って15ヶ月だって、どうすんだよ」と彼女に言ってしまった。

昨年は、自分の余命を知ってしまった彼女の,心と体の壮絶な戦いが始まったのだ.術後1年目の検査で肺に2個、肝臓に3個、直腸癌はそのまま大きくなっていたと言う。そんな治らないと知った彼女は、4回抗がん剤の点滴を受けたが,もう治療はしないと退院して、直腸癌の痛みはモルヒネで押さえ、鬱に入ってしまった。

そんな時,旦那さんに心配で会社に行けないから、私に「話し相手になって、後はちょっとした家事をやってくれない?」と頼まれて一生懸命に彼女をもり立てようとするが、
『私の人生は何だったんだろう? 家族に迷惑かけていただけだった.終わる命なら早く終わって欲しい』と言って涙ぐむ・・・・・

暮れになって,もう私ではどうする事も出来ない状態になって、ホスピスに入った。
旦那さんは,『月39万円もかかるし、何処迄持つのか』と頭を抱えて私に嘆く。
モルヒネが時間になると自動的に体に入る器械をつけられて、ひたすら臨終を待つ彼女。

4月になって様態が悪くなり、7日に旦那さんとホスピスの看護士さん2人にみとられて、
彼女は千の風になって逝ってしまった。
苦痛からやっと解放されたと,彼女は言っているかも知れない!!

昨夜,彼女の家をたずねて、旦那さんと色んな話をしたけれど、彼女の本当に生きた部分は,彼女の人生の半分だったと・・・
お医者さんが告知した余命より,2年近く頑張ったのは、彼女に取って良かったのか,悪かったのか,私には分からないけど,・・・・・

こんな重い話は書くの止めようかと思いましたが、私が書かなければ,彼女の生き様は
誰にも知られず、何も無かったかの様に消えてしまうのに、私もその事に耐えられないから、ここに記したのです。自分だったらと少し考えてもらったら、彼女も気が休まるかも知れません。

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by yoko_takaku | 2007-04-20 16:50 | 独り言